今夏にはメッシをはじめとした大型補強に踏み切ったPSGだが…… photo/Getty Images
過密日程&代表選手増の悩み
今夏、欧州サッカー界は“新・銀河系軍団”の結成に湧いた。リオネル・メッシ、セルヒオ・ラモス、ジャンルイジ・ドンナルンマ、アクラフ・ハキミ、ジョルジニオ・ワイナルドゥムといった実力者を一気に補強した2021-22シーズンのパリ・サンジェルマンは、後世に語り継がれる伝説のチームになる。
しかし、現時点でPSGは期待されていたほどの強さを見せつけることができていない。オフに超大型補強を敢行したにもかかわらず、それをうまく使いこなせていないという意見は現在各方面から噴出している。今季ここまでに消化した公式戦17試合での戦績は13勝3分1敗と悪くないが、開幕前の期待値を考えれば少し物足りない。勝利こそ手にしてはいるものの、磐石とは言えない戦いを見せている印象は強い。
そんなPSGに関して、先日は現地メディア『EuroSport』も「PSGは世界最高のタレントを抱えているかもしれないが、それが必ずしも彼らを強くするわけではない。トッテナム時代のポチェッティーノは組織をまとめる手腕がリスペクトされていたが、PSGではそれが見られない」と言及。どれだけ優秀な選手を集めても、組織として未熟なら試合には勝てないとの見方を示している。補強の目玉だったメッシがまだリーグ戦で無得点というのも、こうした部分が関係しているのだろう。
となると、やはり今後カギを握るのは、マウリシオ・ポチェッティーノ監督がどのようにしてこの個性派軍団を纏め上げるかだ。欧州屈指の実力者を多く獲得したはいいが、それを最大限に活かすシステムを構築できていない現状のPSG。しかし、スター軍団であるがゆえに、その作業は停滞してしまっているのかもしれない。
「ポチェッティーノには戦術を仕込む時間がない。新加入選手は少し遅れて合流したし、彼らはほぼ3日ごとに試合を行っている。そして、時間ができと思ったら所属選手の多くは代表チームに合流してしまうんだ。そういった状況のなかで、チームのスタイルを見つけ出すのは簡単なことじゃないよ」(仏『Le Journal du Dimanche』より)
メッシやネイマールをはじめ、各国代表に選ばれる主力選手も多いPSG。南米系の中心選手も多く、なかなかチームトレーニングの時間を確保できないのはポチェッティーノ監督にとって悩みの種か。しかし、この問題を解決しなければ先には進めない。今後PSGが組織的な強さを手に入れるためには、指揮官の戦術センスだけでなく、トレーニングをいかに効率よく行えるかといったマネジメント能力も問われることとなりそうだ。

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