昨季は得点を量産した鈴木優磨 photo/Getty Images
昨季は17得点も挙げたが……
ベルギーのシント・トロイデンでプレイするFW鈴木優磨には、今夏にドイツ2部のシャルケへ移籍する可能性があったという。
1部昇格を目指すシャルケは攻撃力アップへ鈴木に目をつけていたようだが、結局は合意できなかった。
ただ、今季の鈴木は状態が違う。独『Ruhr24』も「昨季ほど上手くいっていない」と今夏のターゲットだった鈴木に触れているが、今季の鈴木はリーグ戦6試合で1得点に留まっている。
昨季好調を維持していた際には日本代表への招集も検討すべきではないかと言われていたが、今の状況では代表招集にふさわしいフォームなのか疑わしい。今後のステップアップに繋げるためにも、昨季に近い得点ペースが必要だろう。
日本代表の方はFW大迫勇也が最前線のファーストチョイスとなっており、セルティックFW古橋亨梧がスタメン奪取へ必死にアピールを続けている状況だ。
鈴木も大迫を脅かす候補者となれたはすだが、再びベルギーで得点を伸ばせるのか。今季のパフォーマンスはやや心配だ。
フランス2部の方では9月までFWオナイウ阿道が結果を出していたが、現在は8試合連続無得点とペースダウンしている。アジア最終予選の大事な時にこそセンターフォワード陣のアピールが欲しいところだったが、現状は鈴木とオナイウも代表招集にはふさわしくないか。