CLで快調にネットを揺らすムバッペ photo/Getty Images
目指すはC・ロナウドの数字
モナコ時代よりチャンピオンズリーグで得点ペースが止まることはない。
7日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ最終節のクラブ・ブルージュ戦で2得点を挙げたパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペは、これでチャンピオンズリーグ通算31点目となった。
すでに引退したスター選手と比較しても、ムバッペの数字は見事だ。例えば元マンチェスター・ユナイテッドFWウェイン・ルーニーは、チャンピオンズリーグ85試合で30得点だ。すでにムバッペはこれを超えたことになる。

ルーニーも抜かれてしまった photo/Getty Images
過去の名手と比較しても……
バルセロナやインテルで活躍した元カメルーン代表FWサミュエル・エトーは78試合の出場で30得点、インテルやミランなどビッグクラブで活躍してきた元アルゼンチン代表FWエルナン・クレスポは65試合で25得点。
アーセナルやマンUで活躍した元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーは59試合で25得点となっている。こう見ると、ファン・ペルシーの得点ペースも見事だ。しかし、ムバッペには敵わなかった。
現役選手では、フランス代表でムバッペとチームメイトの現アトレティコ・マドリードFWアントワーヌ・グリーズマンは75試合で29得点、同じアトレティコでプレイしているウルグアイ代表FWルイス・スアレスは72試合で27得点だ。
いったいムバッペはどこまで数字を伸ばすだろうか。来夏のレアル・マドリード移籍も噂されているが、毎シーズンのようにチャンピオンズリーグへ出場できれば得点数を三桁に乗せてしまうことも不可能ではないはず。
ちなみに、現在チャンピオンズリーグ最多得点記録を持っているのはマンチェスター・ユナイテッドFWクリスティアーノ・ロナウドで140点だ。