長年バルセロナの最終ライン引っ張ってきたピケ photo/Getty Images
守備も世代交代が必要
今季大苦戦しているバルセロナはいったいどこから手をつければいいのだろうか。
攻守両面に課題があるのは間違いないが、守備の方ではベテラン勢に厳しい視線が向けられている。
34歳のDFジェラール・ピケ、32歳のジョルディ・アルバ、さらに中盤の底を担う33歳のセルヒオ・ブスケッツ、29歳のGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンといった選手たちだ。
彼らが長きにわたってクラブを支えてきたのは確かだが、スペイン『SPORT』も彼らがすでにピークを過ぎたのではと不安視する。特にピケ、ブスケッツ、アルバは年齢的に衰え始めてもおかしくない頃合いだ。世代交代に動くタイミングが近いのは間違いない。

以前のテア・シュテーゲンは抜群の評価を得ていたが…… photo/Getty Images
守護神の評価も落ち気味
テア・シュテーゲンはまだ29歳なのだが、評価は明らかに落ちている。一時はドイツ代表でマヌエル・ノイアーから守護神の座を奪えると言われたが、今ではそんな声も聞こえなくなった。今のテア・シュテーゲンをワールドクラスと呼ぶべきかは微妙なところか。
SNS上でもサポーターから厳しい意見が出ている。
「テア・シュテーゲンは昨年まで順調だった。ピケ、ブスケッツ、アルバは衰えた。彼らはもうベストフォームではない」
「彼らの時間は過ぎた。他の選手に道を譲る時だ」
「テア・シュテーゲンの不振は驚いた。
サポーターによっても意見は様々だろうが、先日もバイエルンに0-3で敗れるなど守備に課題があるのは明らかだ。リオネル・メッシが抜けた攻撃陣にも手を加える必要があるが、守備の方でも大胆な世代交代が求められる。