香川の輝きをもう一度見たい photo/Getty Images
今季はギリシャであまり出場機会を得られず
現在はギリシャのPAOKテッサロニキに所属する香川真司だが、今季もここまで目立った活躍を見せられていない。ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドにも所属した元日本代表MFは、巻き返しを図ることができるのだろうか。
ドルトムントではブンデスリーガ、マンUではプレミアリーグを制した経験も持ち、10番として日本代表を支えた香川だが、ここ数年は苦しいシーズンが続いている。ドルトムントから移籍したベシクタシュでは14試合4得点に終わった同選手。2019-20シーズンに所属したレアル・サラゴサではリーガ2部で31試合に出場するも1部昇格を果たすことができずに退団する。
フリーの時期を経て1月にギリシャへと挑戦するが、昨季は5試合の出場にとどまると、今季もここまで出場は1試合のみとなっている。こういった状況にドイツメディア『derwesten』も「ドルトムントの元スターのキャリア」と特集。香川の現状を紹介するとともに「香川のキャリアは終わりに近づいているだろう。彼は3月に33歳になる。ドルトムントの元スターは、ヨーロッパのクラブでもう一度チャンスを得るだろうか?」と報じた。
長友佑都を初め、今夏は数多くの欧州戦士がJリーグへと復帰した。香川にも古巣のセレッソ大阪などの噂が上がっていたが実現には至らなかった。このまま欧州で自身の活躍できるクラブを模索するのか。それとも日本への復帰もあるのだろうか。