ジェノアから出てきた逸材・ロヴェッラ photo/Getty Images
注目の逸材が揃う
現在セリエAでは19位と、アンドリー・シェフチェンコが指揮官に就任したジェノアは厳しい戦いを強いられている。
しかし、ジェノアは注目する価値のあるチームだ。
今ジェノアで1番有名な若手といえば、ユヴェントスへの移籍が決定している20歳のイタリア人MFニコロ・ロヴェッラだろう。豊富な運動量で中盤を走り回るロヴェッラはセリエAでも十分に経験を積んでおり、イタリア世代別代表でもプレイを続けてきたエリートだ。
ジェノアの下部組織から出てきたロヴェッラは今年1800万ユーロの移籍金でユヴェントスへ加入することが決まり、2022年よりユヴェントスへ合流することになっている。ジェノアのアカデミーが育てた金の卵で、そう遠くないうちにA代表にも入ってくるだろう。
相手をかわしにかかるビアンキ photo/Getty Images
シェフチェンコの育成力に期待も
他にも注目したい下部組織出身者がいる。2年前にジェノアの下部組織に加わり、今季はセリエAで13試合も出番を得ている20歳のFWヤヤ・カロン、今季デビューを果たした193cmの大型イタリア人DFローレンス・セルペ(20)、サイドバックから中盤までこなし、今季リーグ戦18試合出場とすっかり主力の1人になった21歳のイタリア人DFアンドレア・カンビアソ、リーグ戦7試合で出番を得ているイタリア人FWフラビオ・ビアンキ(21)。
さらにまだセリエAではプレイしていないが、U-19のカテゴリーにて11戦9得点と大爆発する19歳の攻撃的MFミケーレ・ベサッジョも伊『Gazzetta dello Sport』より次なるロヴェッラとトップチームでの活躍が期待されているイタリア人選手だ。ロヴェッラのように超早熟タイプとしてトップチームで活躍する可能性があると考えられているのだろう。
また下部組織出身組ではないが、今夏にヴィスワ・クラクフより加えた18歳のポーランド人FWアレクサンデル・ブクサにもセリエAで3試合出番を与えるなど、ジェノアは若手育成に積極的だ。ブクサはU-19ポーランド代表にも選出されている188cmの大型センターフォワードで、やはり目指すは同国の偉大なる先輩ロベルト・レヴァンドフスキだ。
ジェノアといえば、2018年にKSクラコヴィアから加えたポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテクがレヴァンドフスキ2世候補として大ブレイクしたことも記憶に新しい。
まずは残留が第一条件だが、その中で楽しみな若手をどう育てていくのか。シェフチェンコの育成力にも期待したいところで、それは未来のイタリア代表強化にも繋がることになる。ジェノアの若手はチェックしておいて損はないだろう。

![ワールドサッカーダイジェスト 2024年 9/19 号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/61iNZutK1hL._SL500_.jpg)




![[ミズノ] フットサルシューズ モナルシーダ NEO SALA CLUB IN ホワイト/レッド 26.5 cm 3E](https://m.media-amazon.com/images/I/51KyBx5v2JL._SL500_.jpg)

![[ミズノ] フットサルシューズ モレリア TF ブラック/ホワイト 26.5 cm 2E](https://m.media-amazon.com/images/I/41P+itybOvL._SL500_.jpg)


