相模原で主力となる藤原 photo/Getty Images
今シーズンから加入した藤原優大
今季青森山田高校から浦和レッズへ加入した藤原優大。後半戦からはJ2のSC相模原へレンタル移籍して試合経験を積むなど、チームから大きな期待を寄せられているCBだ。
藤原は今シーズン、ルヴァンカップのグループステージ第1節の湘南ベルマーレ戦でプロデビューを飾った。その後はSC相模原へ期限付き移籍すると、J2第21節のギラヴァンツ北九州戦で3バックの右でJリーグ初出場を果たす。J2では17試合に出場するなど、ルーキーながら貴重な経験を積んだ。
強力なヘディングと精度の高いロングフィードを武器とする藤原。19位でJ3へ降格となってしまったSC相模原だが、劣勢時には藤原のヘッドがチームの大きな力となっており、19歳ながら最終ラインで存在感を放った。
来季は槙野智章やトーマス・デンといったCB陣の退団が決まっており、DFの層が薄くなっている。藤原もレギュラー獲得に向け、さらに成長を続けていきたいところだろう。来季の動向については発表されていないものの、再びJ2やJ1のクラブへ武者修行となる可能性もある。湘南などが候補に挙がっており、山口智監督という名CBの下で経験を詰めるかもしれない。将来の浦和のディフェンスリーダーとなれるか、さらなる成長に期待したい。