ベティスで出番増えぬライネス photo/Getty Images
テクニックは高いが……
今夏の東京五輪では日本の堂安律や久保建英、オーバーエイジでスペイン代表に参加していたマルコ・アセンシオ、ブラジル代表のアントニーなど、高い実力を持つレフティーが日本を盛り上げてくれた。
アントニーはアヤックス、堂安はPSVなど彼らはクラブに戻って奮闘しているが、そんな中で苦戦を強いられているレフティーがいる。
メキシコ代表の3位入りに貢献したレアル・ベティス所属MFディエゴ・ライネスである。
日本は3位決定戦でメキシコと対戦しており、大会を通じて2アシストを決めたライネスのテクニックに魅せられた人もいただろう。才能があるのは間違いなく、すでにA代表の方でもプレイしている期待の逸材だ。
しかし、ベティスでは今季リーグ戦2試合しか出番を得ていない。それもプレイタイムは僅か20分で、リーガ・エスパニョーラでは通算50試合をこなして無得点なのだ。東京五輪世代の実力者としてはかなり寂しい数字と言える。
米『ESPN』も五輪後に伸び悩んでいるプレイヤーとしてライネスの名前を挙げているが、今のベティスには同じレフティーのナビル・フェキル、セルヒオ・カナーレス、他にも絶好調のファンミやバルセロナでもプレイしたクリスティアン・テージョ、大ベテランのホアキン・サンチェスなど、中堅からベテランまで高い実力を持つアタッカーが豊富に揃っている。
攻撃的MFや右のウイングをこなすライネスとしては難しい状況にあり、3位と好調のチームでライネスのポジションは無くなってしまっている。
メキシコサッカー界の次代を担う存在として10代の頃より注目されていたが、リーガでは思うように活躍できていない。ライネスにとってもメキシコサッカー界にとっても、痛すぎるブレーキだろう。

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