イタリア初挑戦で存在感を示しているコープマイネルス photo/Getty Images
出番が増えている
21-22シーズンも12月終盤となっており、シーズンは中盤戦に突入している。この時期になれば各クラブ夏の移籍市場で獲得した選手の評価も固まっているころだろう。
その逸材とはMFトゥーン・コープマイネルスのことだ。母国であるオランダで頭角を現し、日本代表の菅原由勢が所属するAZアルクマールでプレイしていたコープマイネルス。23歳と若い選手だが、19-20シーズンからクラブでキャプテンを任されており、オランダのフル代表にも名を連ねている。
アタランタでは[3-4-3]のダブルボランチでピッチに立っており、今季は既に14試合に出場している。2ゴール1アシストと数字も残しており、第17節エラス・ヴェローナ戦でボックス外から決めたミドルシュートは見事であった。
正確なショートパス、ロングパスを武器にゲームを作ることができるコープマイネルス。様々なポジションに顔を出し、ボールを受けるタイプの選手であり、直近のジェノア戦ではチームトップとなる116回のタッチ数を記録している。このゲームは特にロングパスの精度がよく、8本中6本を成功させてみせた(データは『Sofa Score』より)。
西『MARCA』では今夏に移籍したセリエAプレイヤーの中でコープマイネルスをはじめマイク・メニャン、エディン・ジェコ、ジョバンニ・シメオネを高く評価している。オランダ代表MFについては、マルテン・デ・ローンのような守備的な仕事をこなしつつ、ドゥバン・サパタを支えるシャドーでの適正も見せたと高く評価している。
このように加入初年度にして自身の地位を築いたコープマイネルス。

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