今季は2ゴールを記録したジェジエウ photo/Getty Images
ジェジエウが契約更新
川崎フロンターレはジェジエウと来季の契約を更新したことを発表した。チームで欠かせない存在となっているディフェンスリーダーが、来季も最終ラインでけん引することとなる。
アトレチコ・ミネイロのアカデミー出身のジェジエウは、2015年にトップチームへ昇格すると他クラブへレンタルを転々としていた。2019年に川崎へと期限付き移籍すると、15試合に出場ながら存在感を発揮。2020年に完全移籍で加入すると、29試合に出場してチームのJ1優勝に大きく貢献した。
今季も33試合に出場して川崎を連覇に導く。怪我によって離脱していた時期はチームも調子を落とすなど、守備の要としての貢献度は計り知れない。2年連続でJ1ベストイレブンにも選出されており、強靭なフィジカルで相手FWを封じ込めるだけでなく足元の技術も高い。ポゼッションにも積極的に参加できる彼の存在感は、J1トップクラスの選手がそろう川崎の中でも非常に大きい。
新シーズンはJ1で2007年から2009年に鹿島アントラーズが記録した3連覇に挑む川崎。来季もジェジエウがフルシーズン戦うことができれば、3連覇も可能だろう。チームの最終ラインを支える助っ人が川崎を5度目のリーグ優勝へ導くか。