今夏は比較的おとなしかったシティだが、来夏の移籍市場では再び主役となるか photo/Getty Images
本命はストライカーだろう
今冬の移籍市場ではチーム内で数少ないストライカータイプであったフェラン・トーレスを放出したマンチェスター・シティ。その枠に入る新たなセンターフォワードの獲得が噂されていたが、どうやら今冬の移籍市場で選手の獲得はないようだ。
CFであればやはり、ボルシア・ドルトムントのアーリング・ハーランドだろう。今夏の移籍市場からハリー・ケインと同様にクラブが注視していた選手であり、来夏の本命だといえる。彼以外ではフィオレンティーナのドゥシャン・ヴラホビッチやレアル・ソシエダのアレクサンデル・イサクがターゲットであり、アーセナルがライバルとなるか。
左SBであればボローニャのアーロン・ヒッキーの名前が挙がっていた。リヴァプールのアンドリュー・ロバートソンを思わせるようなダイナミックな選手であり、攻撃的な駒としてチームに迎え入れられるか。また、現スカッドではカイル・ウォーカーのようなアスリート能力に秀でたSBが少なく、彼のような守備で安心できるタイプを加えることも考えられる。
前述した2つのポジションはある程度、獲得候補に挙がる選手がいるのだが、アンカーは噂がない。バルセロナがアイメリック・ラポルトやトーレスを狙っていた際にシティはフレンキー・デ・ヨングをトレード相手に指定しており、興味を示している節がある。バルセロナではより前目のポジションで起用されているが、ペップはアンカーとして考えている可能性もある。
現状シティとは2023年までの契約となっているジョゼップ・グアルディオラ。