ルカクもまだ本領発揮とはなっていない photo/Getty Images
大金をかけた成功例があまり多くない
果たしてチェルシーが9750万ポンドもの資金を投じて獲得したFWロメル・ルカクは成功できるのか。チェルシーにとって昨夏最大の補強ターゲットだったのは間違いないが、ここ最近はルカクが不満を抱えているとの話題が出るなど何やら不穏な空気も漂っている。
英『FourFourTwo』がこの話題に注目していることには理由がある。ロマン・アブラモビッチ氏がオーナーに就任して以降、高額な移籍金を支払って失敗してきたケースが何度もあるからだ。
ルカクを除いたチェルシーの歴代高額移籍金ランキングを見ていくと、7000万ポンドとされるFWカイ・ハフェルツ、7200万ポンドのGKケパ・アリサバラガ、5800万ポンドのFWアルバロ・モラタ、5760万ポンドのFWクリスティアン・プリシッチ、5000万ポンドのFWフェルナンド・トーレス、4700万ポンドのFWティモ・ヴェルナーらの名前が出ているが、いずれも大成功とは言い難い。
ヴェルナーもプレミアリーグでは苦戦気味 photo/Getty Images
一方でアカデミー組が想像以上の活躍
ハフェルツに関しては昨季のチャンピオンズリーグ決勝でゴールを決めてチャラなんて考え方も出来るかもしれないが、今季もリーグ戦では2得点1アシストと満足できる数字ではない。移籍金額に見合う働きかは微妙なところだろう。
それはプリシッチ、ヴェルナーも同じで、モラタとトーレス、アリサバラガは失敗組か。時代は違うが、ここにはFWアンドリー・シェフチェンコも入ってくる。モナコから4000万ポンドで加えたMFティエムエ・バカヨコも大失敗だ。
同メディアは4000万ポンド以上支払った補強のうち、金額に見合う活躍を見せた選手は何名いるだろうかと厳しい指摘をしている。大金をかけた補強の一方で、アカデミーから出てきたMFメイソン・マウントやDFリース・ジェイムズといった選手たちが活躍しているのも見逃せない。もっとアカデミー組を信用し、補強プランを変えていくべきなのかもしれない。
もちろんルカクがここから大成功例となれば、お金をかける補強も良しと意見は変わるだろう。

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