4位まで順位を上げるストラスブール photo/Getty Images
気付けば順位は4位まで上がってきた
日本代表GK川島永嗣に出番がないのは残念だが、フランスのリーグ・アンではストラスブールの大快進撃が今も続いている。
ストラスブールはあくまで中堅クラブであり、昨季もリーグ戦を15位で終えている。
何とストラスブールは現時点で4位まで順位を上げているのだ。ここまでくれば、目標を欧州カップ戦出場へ引き上げてもいいかもしれない。
20日にはクレルモンを2-0で粉砕したが、注目を集めているのはスタメン11人の低コストぶりだ。

ストラスブールには川島永嗣も控えている photo/Getty Images
川島永嗣もベンチから快進撃見守る
レンタルで加えている選手も数名入っているが、例えばスタメン出場したMFサニン・プルチッチは2019年にスペインのレバンテから100万ユーロで獲得。クレルモン戦でゴールを挙げた元フランス代表FWケヴィン・ガメイロは昨夏にフリーで補強。
他にもDFアントニー・カシ(フリー)、MFイブラヒマ・シソコは2018年にブレストから200万ユーロ、MFアドリアン・トマソン(フリー)、DFカロル・フィラは昨夏にポーランドのレヒア・グダニスクから150万ユーロで獲得するなど、とにかくコストが低い。何とクレルモン戦のスタメン全員合わせても1170万ユーロしか補強費がかかっていないのだ。
川島も同じフランスのFCメスを退団してからは無所属が続いていたGKで、2018年にストラスブールが契約を結んでいる。バックアッパーGKではあるものの、フリーで獲得できたことを考えれば貴重な戦力と言えよう。日本代表の守護神として3度ワールドカップを経験するなど中堅クラブのGKとしては十分な経験値も備えている。
果たしてこの快進撃はいつまで続くのか。