森脇は愛媛へ復帰する photo/Getty Images
京都を退団することとなった森脇
京都サンガFCを退団した森脇良太が愛媛FCへ加入することを発表した。右サイドから起点となれる森脇の存在は、初のJ3を経験する愛媛にとって大きな存在となるだろう。
サンフレッチェ広島で主力を勝ち取った森脇は、森保一監督の下で2012年にJ1優勝を経験。翌年にミハイロ・ペトロヴィッチ監督率いる浦和レッズへ移籍すると、3バックの右CBとしてレギュラーを獲得する。2016年まではJ1で毎シーズン30試合以上に出場するなどチームの守備陣を支えた。
京都を経て今季からは愛媛でのプレイとなる森脇。同クラブには広島時代の2006年、2007年に期限付き移籍をしており、主力として活躍するなどプロとして多くの試合に出るようになった初めてのクラブだ。そんな愛媛に15年ぶりに復帰した森脇は、35歳となった経験値を還元してくれることだろう。
愛媛は昨季右CBを務めた茂木力也がチームを退団しており、森脇は彼の後釜として同ポジションに入ることとなる。パス精度が高く前線の選手へと楔のパスを入れられる森脇のキックは、ボールを保持して戦うには有利に働くだろう。1年でのJ2復帰を目指す愛媛にとっては、重要な人材となることは間違いない。