シソコに指示を出すラニエリ photo/Getty Images
指揮官交代ペースが早すぎる
相次ぐ指揮官交代は結果に繋がるのだろうか。またまたプレミアリーグのワトフォードが指揮官交代に踏み切った。
今回解任されたのは、2015-16シーズンにレスター・シティで奇跡のプレミア制覇を成し遂げたことで有名なクラウディオ・ラニエリだ。昨年10月よりチームを指揮してきたが、14試合を指揮して2勝1分11敗。さすがに酷い結果となってしまい、約3か月で解任となった。
ただ、こうしたケースはワトフォードでは珍しいものではない。2011年から振り返ると、暫定指揮官を除いて15人もの人物がワトフォードの指揮官を務めてきた。ラニエリの後を受けることになったベテラン指揮官ロイ・ホジソンが16人目だ。
この15人のうち、50試合以上指揮できたのは2012年7月から2013年12月まで指揮したジャンフランコ・ゾラ(75試合)、2018年1月から2019年の9月まで務めたハビ・ガルシア(66試合)の2名のみ。たいていは30試合ほどで解任されているのだ。
特に2019年頃からはハイペースだ。ハビ・ガルシアに代わって指揮官になったキケ・サンチェス・フローレスが12試合で解任となり、続くナイジェル・ピアソンは22試合、その後を受けたウラジミール・イヴィッチも同じ22試合、続くシスコ・ムニョスは36試合、そしてラニエリが14試合だ。
この現状から英『FourFourTwo』は、「選手の獲得は得意でも、指揮官の採用は非常に下手」と綴っている。
今季も降格圏の19位と苦戦しているものの、確かに補強そのものは悪くない。
フリーで加えたFWジョシュア・キングも5得点、レンタルから戻ってきたFWクチョ・エルナンデスも戦力にはなっており、トッテナムからは250万ポンドでベテランのフランス代表MFムサ・シソコを獲得。チームの主将を務めるなど奮闘している。
また2019年にレンヌから加えたセネガル代表の快速FWイスマイラ・サールも負傷離脱するまでリーグ戦で5得点を挙げており、攻撃陣の補強に関しては目のつけどころがいいと同メディアも評価する。特にデニスは今夏最大のヒット選手と言ってもいいだろう。
しかし、これだけ指揮官が相次いで交代していてはチームスタイルが崩れてしまう。一貫性というものがなく、今回招聘されたホジソンもどうなるかは分からない。いったい誰がワトフォードをまとめられるのか。2019-20シーズンには2部への降格を味わい、1シーズンで戻ってきたばかり。また降格しそうだが、指揮官交代という劇薬だけで凌ぎ切るのは無理がありそうだ。

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