昨季は浦和でプレイした西 photo/Getty Images
一部報道についても解決したことを発表
昨シーズン限りで浦和レッズを退団した西大伍。注目が集まった移籍先は北海道コンサドーレ札幌に決まった。
札幌のアカデミー出身の西は、2006年にトップチームへと昇格する。J1昇格を果たした2008年に27試合3ゴールと大きく飛躍すると、翌年はJ2で主力として活躍。アルビレックス新潟で経験を積むと、2011年に加入した鹿島アントラーズでレギュラーを獲得して2016年にはJ1優勝にも輝く。
ヴィッセル神戸を経て昨シーズンは浦和に加入し25試合1得点を記録。しかし酒井宏樹の加入によって出場機会が減少すると、1年での退団が決まった。その後はクラブが決まらず、札幌への練習参加でトレーニングを続けていたが正式に札幌への加入が決定。13年ぶりに古巣へ復帰した西は、自身の持ち味を発揮できるのだろうか。
ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下で独自のスタイルを磨き続ける札幌。ボールを保持しながら試合を優位に進め、攻撃的なサッカーを展開するミシャのチームにおいて西の加入は大きな武器になるだろう。足元の技術と精度の高いキックを持つ同選手。正確なプレイが要求されるミシャのスタイルで、西の持ち味は存分に発揮されるはずだ。