今季は何かと批判されることの多いマクトミネイ photo/Getty Images
またしても勝てなかった
新監督にラルフ・ラングニックが就任するも、パッとしないマンチェスター・ユナイテッド。加入後ゴールを量産していたクリスティアーノ・ロナウドもここ最近得点から遠ざかっており、チームに貢献できていない。
そんな中で多くの批判が目に付くのは中盤の選手たちだ。特にスタメンでピッチに立つ回数の多いフレッジとスコット・マクトミネイへの風当たりは強く、冬の移籍市場でなぜ彼らに代わる選手を獲得しなかったとの声もある。
現在は指導者としてサッカーに携わっているディーン・ソーンダース氏はロナウドがこれまで共にプレイした中盤の中で今のフレッジとマクトミネイのコンビが最悪だと英『Squawka』にコメントを残している。
さらに、「前線にはロナウドやラッシュフォードと優秀なFWはいたが、彼らにボールを供給するエンジンルームが機能していない。中盤の選手は基準に達していません」とバーンリー戦でゴールを奪えなかった理由を中盤の配球力の無さだと指摘しており、強く批判している。
ユナイテッドの中盤からすれば耳の痛い話ではあるが、確かに今の中盤は局面を変えられるパスを出すことが少なく、ロナウドとこれまでプレイしたレアル・マドリードのルカ・モドリッチやトニ・クロースらと比べてレベルが落ちることは間違いない。
冬の移籍市場では即戦力の補強はなく、現有戦力でシーズン後半戦に臨むユナイテッド。リーグでは上位争い、CLでは決勝トーナメントと重要な一戦が増えることになるのだが、フレッジとマクトミネイは汚名返上となるのだろうか。