クラブW杯で2戦連発したルカク photo/Getty Images
パルメイラス戦で貴重な先制点をマーク
FIFAクラブワールドカップ決勝で、チェルシーはパルメイラスと対戦して2-1で勝利した。プレミアリーグではゴールが遠いロメル・ルカクが重要な試合で先制点を挙げ、クラブを初の世界一に導く。
前半はパルメイラスの守備に苦しめられたチェルシーだったが、後半に試合を動かす。54分にカラム・ハドソン・オドイのクロスにルカクが頭で合わせて先制点を決める。ニアポストを狙いすましたドンピシャヘッドでゴールネットを揺らしたルカクは、2試合連続でのゴールとなった。
昨季は公式戦で30ゴールを挙げたベルギー代表のエースも、今季シーズンは今大会前まで公式戦で5試合ノーゴールに沈んでいた。プレミアリーグでは、昨年12月に行われた第24節のブライトン戦以来得点がなかったストライカーに待望のゴールが生まれただけでなく、クラブのタイトル獲得に貢献する2試合連続弾は、自身の復活の狼煙を挙げる2発となったかもしれない。
強靭なフィジカルを武器にイタリアでゴールラッシュを見せていたルカクも、今季のプレミアではいまだに5得点にとどまっている。しかしクラブW杯での活躍から、プレミアでも復調を見せることができるだろう。過密日程ではあるものの、クラブでさらなる得点量産に期待したい。

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