レアル・マドリード戦では守備で違いを見せたパリ・サンジェルマン photo/Getty Images
完勝といったところか
16日に行われたCL決勝トーナメントラウンド16の大一番パリ・サンジェルマン対レアル・マドリードの一戦は後半ロスタイムにキリアン・ムバッペが決めたゴールが決勝点となり、PSGが1-0で白星を挙げている。
結果だけを見ればギリギリでのPSGの勝利となったが、内容では大きくホームチームがリードしていた。
このゲームで見られたPSGの武器は、ハイプレスと速いネガティブトランジションだった。
レアルがボールを保持することになればほぼ毎回プレスを行っており、相手GKにまで圧力をかけている。プレスがハマることも多く、主導権を握って試合をコントロールしていた。そうなればレアルはまともに攻撃を行えず、枠内シュート0本という結果になってしまった。ルカ・モドリッチやトニ・クロースなどビルドアップで輝くことができる選手はいたが、それでもPSGのプレスは鋭く、マルコ・ヴェッラッティやレアンドロ・パルデスにセカンドボールを回収されている。
レアルとしてはハイプレスを受けることになれば、逆に相手の後ろに広大なスペースが生まれるということであり、チャンスでもあったが、PSGのネガティブトランジションが素早くカウンターは機能していなかった。カウンター自体の場面はあったものの、レアルはベンゼマやヴィニシウスら数人だけでの攻撃に対し、PSGはほとんどの選手が自陣に戻り守備をしている。ドリブル突破に定評のあるヴィニシウスでもあれだけ複数人に囲まれることになれば突破は難しい。この試合でヴィニシウスは4度突破を試みたが、成功したのは1度のみだった。
攻撃面ではムバッペやネイマールといった個に任せ、守備では組織的な考えをPSGに植え付けたマウリシオ・ポチェッティーノ。

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