ボルドーで奮闘するファン・ウィジョ(左) photo/Getty Images
5大リーグで通用する得点力
現在フランスのリーグ・アン得点ランキングは1位がモナコFWウィサム・ベン・イェデル(14得点)、2位がパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペとリールFWジョナサン・デイビッド(12得点)、3位にレンヌFWマルタン・テリア(11得点)と続いていくのだが、注目したいのは4位に名を連ねるアジアのストライカーだ。
ニースFWアミーヌ・グイリ、ストラスブールFWルドヴィク・アジョルクと並ぶ4位タイの10得点を挙げているのは、ボルドー所属の韓国代表FWファン・ウィジョだ。
何より注目すべきは、ボルドーがリーグ戦で最下位に沈んでいるという事実だ。FWにとってはやりにくい環境だが、そこで二桁10得点を挙げているファン・ウィジョの決定力は見事と言える。
実際ファン・ウィジョのシュートチャンスは限られていて、ここまでリーグ戦では31本のシュート数に留まっている。つまり、ほとんど3本に1本のペースでネットを揺らせていることになるのだ。
スタッド・ランスで成長中のエキティケ photo/Getty Images
得点ランキングTOP10に入っている選手のうち、ファン・ウィジョよりも高い決定率を残しているのは1位のベン・イェデル、今冬にもニューカッスルなどからの関心が噂されたスタッド・ランスの19歳FWウーゴ・エキティケ、そしてボルドーでチームメイトのホンジュラス代表FWアルベルト・エリスの3人のみ。
チームメイトのエリスはここまで25本のシュートで9点、エキティケは27本のシュートで9点、ベン・イェデルは35本のシュートで14点を挙げており、精度では2.5本に1点のペースとなっているベン・イェデルが1番だ。
得点ランク2位のムバッペが89本もシュートを打っていることを考えると、ファン・ウィジョを含むこの4人のシュート精度は見事だ。やはりパリに比べて中堅クラブはシュート機会が限られており、そこで結果を残すには少ないチャンスを確実に活かすしかない。この4人はそれが出来ている。
ファン・ウィジョといえば2019年までガンバ大阪でプレイしていた選手であり、昨季もリーグ・アンでは12得点を奪っている。チームが最下位に沈んでいるのは残念だが、個人面では充実のシーズンを過ごしていると言えよう。最下位クラブからリーグ・アン得点王の機会を窺うファン・ウィジョの決定力は見逃せない(数字は『WhoScored』より)。

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