加入してすぐに存在感を示すアウベス photo/Getty Images
右サイドからチャンスを作ったバルセロナ
リーガ・エスパニョーラ第26節でバルセロナはアスレティック・ビルバオと対戦。ピエール・エメリク・オバメヤンのゴールなどで4-0と大勝した。
退場処分となったアトレティコ・マドリード戦以来の出場となったアウベス。アトレティコ戦では攻撃面で高い存在感を放った同選手は、この試合でも果敢に攻撃参加して相手守備陣を翻弄する。
ポゼッションにも積極的に参加してチームの支配率を高め、試合を優勢に進める。そんな中でアウベスは、守備でも高い貢献度を見せている。2度のインターセプトでカウンターの起点にもなったアウベスは、タックル成功数も「5」とアグレッシブな守備で右サイドに蓋をした(データは『SofaScore』より)。
シャビ・エルナンデス指揮官やセルヒオ・ブスケッツら戦友とともにアウベスも“バルセロナ”の原点回帰に挑戦している。そんなチームに必要なのは彼のような攻守にわたってアグレッシブさを見せるサイドバックなのかもしれない。アウベスの後継者を育てることも重要となるだろう。