広島で主力として3度のJ1優勝に貢献 photo/Getty Images
広島でWBとして活躍した清水
サンフレッチェ広島はJ1で2試合を終えた。開幕戦でサガン鳥栖とスコアレスドローに終わり、第2節でも北海道コンサドーレ札幌に1-1と引き分けている。
そんな広島を退団していまだフリーの状況が続いている男が清水航平だ。ウイングバックで主力として活躍したMFはどこでプレイするのか。
清水は2008年に広島へ加入するも、4年間で9試合と試合に出場できず。しかし2012年から指揮官に就任した森保一監督に左ウイングバックとして重宝され、レギュラーを獲得。広島をJ1初優勝に導く活躍を見せて、チームの主力へ成り上がった。
2013年にもJ1連覇に貢献し、2015年の優勝時にもレギュラーの一員として広島の黄金期を支えた。2017年途中から清水エスパルスへ移籍し、翌年にはヴァンフォーレ甲府にも在籍する。2019年から再び広島でプレイするも翌シーズン限りでチームを退団した。
運動量豊富なウイングバックで、攻守において活躍できるMFだ。またスピードを活かしてサイドから前線に飛び出すこともでき、ブレイクを果たした2012年には4ゴールを記録した。32歳と経験も豊富な清水には、サイドバックやサイドハーフでの活躍にも期待ができるだろう。