好不調の波激しいポグバ photo/Getty Images
移籍金は8900万ポンドと超高額だった
2016年の夏にマンチェスター・ユナイテッドへ戻ってきてから6年。MFポール・ポグバをどう評価すべきだろうか。
フランス代表では2018年のワールドカップ制覇に貢献したように、個人としての技術は極めて高い。好調時は1人でゲームを決めることができ、そのサッカーセンスは驚異的だ。
しかし、マンUではどこかその能力を活かしきれていないところがある。マンUがポグバ復帰へ投じた移籍金は約8900万ポンドとなっており、この金額に見合うマンチェスター生活だったかは意見が分かれる。
仏『Foot Mercato』は、ポグバのマンUでの6年間を時に素晴らしく、時に不安定だったと表現する。好不調の波が激しかったということだ。
これは指揮官がジョゼ・モウリーニョ、オーレ・グンナー・スールシャール、ラルフ・ラングニックと定期的に交代していき、チームスタイルが定まらなかったことも影響しているだろう。ポグバをはじめ選手たちもやりづらい部分があるはずだ。
ポグバの場合はインサイドハーフなのか、ボランチなのか、はたまたトップ下なのか。ベストポジションが固定されなかったところがあり、フランス代表の時とは別人のように影が薄くなることも少なくなかった。
獲得したタイトルも少ない。2016-17シーズンにはモウリーニョの下でヨーロッパリーグ、カラバオ杯を制したが、悲願のプレミアリーグ制覇は実現できず。
ポグバとクラブの契約は今季限りとなっており、再びのユヴェントス復帰案も囁かれる。2016年にはスターとしてマンUに戻ってきたが、個人のキャリアを考えればユヴェントスに留まっていた方が良かったかもしれない。
マンUでは通算229試合をこなして39得点51アシスト。一方でユヴェントスでは178試合で34得点40アシストの数字を残している。マンUでの数字が上回っているものの、試合数の差から考えればマンUでのポグバはやはり物足りない。
2016年に実現したポグバのマンU復帰を成功と評価するのは難しく、トロフィーの数から考えても苦い6年間だったか。

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