浦和で存在感を示す(写真は前節) photo/Getty Images
今季から浦和の10番を付ける
浦和レッズはJ1第6節で北海道コンサドーレ札幌と対戦する。前半に先制点を決めた浦和だったが、後半に札幌に追いつかれて1-1のドローで決着した。
右サイドハーフでスタメン出場したモーベルグは、前半から積極的なドリブルで突破を試みる。サイドから仕掛けるだけでなく、ゴール前にも顔を出して好機を作り出すなど、チームの攻撃の核となる活躍を見せた。
すると30分、ペナルティエリア内でハンドがあったとして浦和にPKのチャンスが与えられる。キッカーに指名されたモーベルグは、落ち着いて右隅に蹴って先制点をゲット。前節・磐田戦に次ぐ2試合連続ゴールで自身の力を見せつける。
また44分には自らのドリブルでチャンスを作り、最後はキャスパー・ユンカーにラストパスを出す。ユンカーのシュートはGKの好セーブにより得点には至らなかったが、個人の力で決定機を演出できるモーベルグの存在は非常に大きい。
自らの武器を十分に発揮するとともに得点も決めてチームに勝ち点をもたらすモーベルグ。今後も彼の輝きが浦和の躍進につながっていく。