試合を決められるアタッカーに成長したヴィニシウス photo/Getty Images
今季覚醒したヴィニシウスはマンチェスター・シティ戦でもゴールをゲット
先日のチャンピオンズリーグ準決勝マンチェスター・シティ戦でも素晴らしいゴールを決めたヴィニシウス・ジュニオール。彼は今シーズンいよいよ覚醒し、レアル・マドリードの左ウイングを勝ち取った。
今や世界を代表する選手となったヴィニシウスだが、マンチェスター・ユナイテッドには彼の獲得を見送った過去があるようだ。英『The Mirror』によれば、マンUはヴィニシウスが14歳だった2015年に興味を持っていた模様。結局マンUが彼を獲得することはなく、ヴィニシウスは2018年にレアル・マドリードへと加入した。
レアル移籍直後のヴィニシウスはなかなか活躍をみせることができず、批判を浴びることも多かった。特に問題視されたのは決定力。ドリブルで敵陣を崩すことはできるものの、ゴール前でのミスが散見された。レアル3年目となった昨シーズンは、リーグ戦35試合に出場しながら3ゴール3アシストと寂しい数字に終わっていた。
ところが今シーズンはここまでリーグ戦31試合で14ゴール8アシストと見違えるような活躍を見せている。ゴール前での落ち着きを手に入れ、レアルの攻撃陣においてベンゼマに次ぐ重要な存在となっている。
もし2015年にマンUがヴィニシウスを獲得していたらどうなっていたのだろうか。マンUもマーカス・ラッシュフォードやスコット・マクトミネイといった選手を若くから起用し育て上げた実績はあるため、ヴィニシウスが今と似たような活躍を見せていた可能性もあるだろう。
とはいえレアルでは、ヴィニシウスのプレッシャーを軽減させるためにベストな起用法を模索したフレン・ロペテギ氏や積極的に彼を起用したサンティアゴ・ソラーリ氏など、監督との出会いにも恵まれた。
ヴィニシウスがマンUに行っていたら、彼の成長曲線はここまで上向きではなかったかもしれない。ブラジル代表にも呼ばれていなかった可能性もある。マンUのこの一件からは、選手とチームの巡り合わせが紙一重であることを痛感させられる。

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