スアレスの出場機会は減少している photo/Getty Images
35歳となったがまだまだやれるはず
現在アトレティコ・マドリードでプレイするウルグアイ代表FWルイス・スアレスは、来シーズンにバルセロナへ復帰するプランを持っているようだ。
20年夏にバルセロナからアトレティコ・マドリードへと活躍の場を移したスアレス。
今シーズンもここまでリーグ戦32試合に出場しているものの、途中出場の割合がかなり多くなっている。アントワーヌ・グリーズマンの復帰やジョアン・フェリックスの好調などにより、最前線のポジション争いが激しくなったことが要因だ。
スペインメディア『El Chiringuito TV』のSNSへの投稿によれば、スアレスは減俸を受け入れてでもバルセロナに復帰したいと考えているようだ。今シーズン限りでアトレティコとの契約が満了することもあり、カタールW杯で最大限の力を発揮するために、少なくともあと1年はトップレベルでプレイしたいという。
バルセロナの状況を考えると、シャビ監督就任以降のセンターフォワードはピエール・エメリク・オバメヤンがメインで務めており、スアレスが加入すればこの2人を併用することができる。スアレスがセンターを務める場合はオバメヤンをウイングに回すといったような選択肢が増えることも魅力だろう。
クラブのことをよく知っているスアレスをフリーかつ低賃金で獲得できるこのプランは、バルサにとっても悪くないはず。今シーズンにバルサへ復帰し、39歳ながら主力として活躍しているダニエウ・アウベスの例もある。ベテラン選手が多くなってしまうことはやや懸念だが、過去のバルサ戦士たちが続々と復帰しチームを救うこの流れは、バルサファンにとっては熱いものだろう。