リールで活躍するフォンテ photo/Getty Images
同じポルトガル代表のペペにも負けぬ鉄人DF
現在のポルトガル代表には何人か鉄人と言っていいベテラン選手がいる。攻撃ならマンチェスター・ユナイテッドFWクリスティアーノ・ロナウド、守備にはFCポルトDFペペだ。
そしてもう1人。フランスのリールでキャプテンマークを巻く38歳のDFジョゼ・フォンテだ。
サウサンプトンでは日本代表DF吉田麻也とセンターバックコンビを組んだこともある選手として有名だが、フォンテも38歳を迎えながら衰えの色を見せない。今季はリールの絶対的主力としてリーグ戦38試合すべてにフル出場。チームは10位と平凡な順位に終わってしまったが、フォンテの存在感は大きかった。
サウサンプトンで7年間プレイしてからのフォンテはウェストハム、中国の大連一方を挟み、2018年からリールでプレイ。2019-20シーズンこそリーグ戦25試合の出場にとどまったが、それ以外のシーズンはすべて35試合以上に出場している。ベテランになってから怪我が少ないのも特長的だ。
ワールドカップ出場を懸けた今年3月の欧州予選プレイオフでも、準決勝のトルコ戦にはフル出場。ダニーロ・ペレイラとのコンビで3-1の勝利に貢献している。今年のワールドカップ本大会でスタメンに入れるかは分からないが、バックアッパーDFとしては貴重すぎるベテラン選手だ。