柏で司令塔となるサヴィオ photo/Getty Images
今季は4位につける柏
昨季は15位に終わり終盤でようやくJ1残留を決めた柏レイソルだったが、今シーズンは序盤から好調をキープ。ここまで16試合を終えて8勝を挙げており、順位も4位につけている。
今季はここまで16試合5ゴール3アシストを記録している柏の10番は、技術力とパス精度の高さを武器にJ1の舞台で結果を残す。またボール奪取にも長けており、運動量豊富に中盤からボールを奪いに行く現代型の10番だ。
第16節の清水エスパルス戦では自らのテクニックを十分に発揮してゴールを挙げる。ペナルティエリア手前から後ろ向きでボールを受けるも、鋭い切り返しでシュートコースを消しに足を出した相手をかわしたサヴィオ。左足を振り抜きゴールネットを揺らした同選手は2試合連続ゴールで柏に貴重な先制点をもたらした。
フランサやレアンドロ・ドミンゲス、クリスティアーノなど柏にはブラジル人助っ人が過去にも数多く存在した。今オフには長年柏に在籍したクリスティアーノがV・ファーレン長崎に移籍してしまったが、新たに10番を背負ったサヴィオが中心となる活躍を見せている。彼のゴールやアシストがさらに増えていけば、柏は優勝争いにも絡んでいけることだろう。