ルヴァンカップでは5試合4ゴールを記録 photo/Getty Images
中島の活躍に期待が高まる
U-21日本代表は現在U-23アジアカップに挑んでおり、グループステージを2位で突破。決勝トーナメント準々決勝では韓国代表と対戦する。
2-0で迎えた58分に途中出場した中島は、終了間際に相手守備陣の裏を抜け出し、見事なシュートを決め切ってチームの3点目をゲット。その前にもゴールネットを揺らすもVARで得点を取り消されてしまった中島だが、自身のポテンシャルを十分に発揮して今大会初ゴールを記録した。
国見高校から昨季北海道コンサドーレ札幌へ加入した中島。天皇杯2回戦のソニー仙台戦ではハットトリックを達成するなど、1年目から大器の予感をさせる活躍を見せた。すると今季は第5節のセレッソ大阪戦でJ1初ゴールを決めるなど、10試合1得点と経験を積む。u-21日本代表にも追加招集となり、得点源として期待を寄せられる。
188cmという長身を生かしたパワーだけでなく、タジキスタン戦で見せたような相手の裏へ一瞬で飛び出すスピードも持ち合わせている。しなやかさやゴール前での技術力など、マンチェスター・シティへ移籍したアーリング・ハーランドを思わせるストライカーだ。強さと速さを武器とし、Jの舞台を飛び越えアジアでも存在感を発揮。20歳の新星は今季ブレイクを遂げるシーズンとなるかもしれない。