ローマで才能を評価されてきたザニオーロ photo/Getty Images
さすがに精度が低すぎるか
4年後のワールドカップこそ出場権を手にしたいイタリア代表では世代交代が進んでいるが、新生アズーリのプリンスとなれるのか。
国内で高い評価を得てきた選手の1人がローマMFニコロ・ザニオーロ(22)だ。
今季はフェイエノールトとのカンファレンスリーグ決勝でゴールを挙げ、ローマにタイトルをもたらした。現在はスクデット奪還へ燃えるユヴェントスが獲得へ近づいているとの話題もあり、ザニオーロはビッグクラブが欲しがる才能なのだ。
しかし、改善点もある。それはなかなか決まらないシュートだ。
カンファレンスリーグではボデ・グリムトとの準々決勝2ndレグでハットトリックを記録したり、前述のフェイエノールト戦で1ゴールを挙げるなど活躍を見せたが、セリエAの方では28試合プレイして2ゴールしか決めていない。190cmのサイズと足下の技術は強みだが、前線でプレイするには得点力が物足りない。
昨季ザニオーロはリーグ戦で実に70本もシュートを打っており、それで決まったのが2点だ。さすがに効率が悪すぎる。データサイト『WhoScored』によれば、今季のセリエAで50本以上シュートを打った選手の中ではザニオーロがワーストの得点率になっているという。
ローマで活躍してきたことから元イタリア代表の王子フランチェスコ・トッティと重ねる人もいるかもしれないが、トッティはトップ下としてもセンターフォワードとしても得点を量産してきた選手だ。ザニオーロが近づくにはシュート精度を上げるしかない。
特にビッグクラブで評価されるには、得点力が欠かせない。それはアズーリでも同じで、ザニオーロの次なる課題は得点力となるだろう。

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