レアルでも活躍したイグアイン photo/Getty Images
13シーズンに渡ってレアルでプレイするベンゼマ
今年のバロンドール最有力候補とも噂されているレアル・マドリードのFWカリム・ベンゼマ。チームをリーグとCLで優勝に導いた彼の活躍を、かつてのライバルも称賛している。
長らくレアルで活躍を続けるベンゼマは、FWクリスティアーノ・ロナウドが退団して以降、彼に代わるチームのエースとして活躍。昨夏にバルセロナのFWリオネル・メッシがパリ・サンジェルマンへ移籍したこともあり、今季はベンゼマにとって初となるラ・リーガ得点王を獲得した。
そんなベンゼマとかつてポジション争いを繰り広げていたのがFWゴンサロ・イグアインだ。2006-07シーズンにレアルへと加入したイグアインは10代の頃からレアルで活躍。2008-09シーズンにはクラブのレジェンドFWラウール・ゴンサレスを上回るリーグ戦22ゴールを奪った。ベンゼマやロナウドがやってきた2009-10シーズンはさらに得点を伸ばし、27ゴールを記録。2年連続でチーム得点王となる活躍を見せた。
2009年夏にベンゼマがレアルへとやってきて以降、2人はチームメイト兼ライバルとして切磋琢磨し、レアルに多くのゴールをもたらした。2013年にイグアインがナポリへと移籍するまでその関係は続いた。
ナポリでプレイした後は、ユヴェントスやミラン、チェルシーといったクラブを渡り歩き、現在はMLSのインテル・マイアミでプレイしているイグアイン。仏『FootMercato』によれば、イグアインは今季のベンゼマの活躍について自らの見解をアルゼンチン『TyC Sports』のインタビューで明かしている。
「カリムとは19歳のときからの付き合いだ。
同い年であり、誕生日がたった9日しか変わらないこの2人だが、成長曲線は対照的だった。若き頃からレアルで輝いたイグアインと、ベテランになってから輝きを増すベンゼマ、どちらも素晴らしいストライカーであることは間違いない。