21-22シーズンは素晴らしい活躍となった川辺駿 photo/Getty images
飛躍のシーズンとなった
上田綺世や小川航基らに海外移籍の可能性が報じられるなど、今夏にも多くの日本人選手が海外に挑戦することになりそうだ。
ブラジルメディア『globo』では21-22シーズンに海外でプレイした日本人選手のパフォーマンスを独自に採点している。
サンフレッチェ広島から昨年の夏にスイス行きを決めた川辺。移籍後すぐにチームから信頼を得ており、ダブルボランチの一角として36試合に出場。7ゴール4アシストの数字を残している。ブラジルメディアでは攻守両面で輝く中盤戦士として評価されており、評価は最も高い。22-23シーズン終了後には保有元であるプレミアリーグのウルブズに戻ることになっており、プレミアで戦う日本人が増えることになる。
瀬古はセレッソ大阪から昨季の冬の移籍市場でスイスへ飛んだ。川辺同様にチームへのフィットは早く、3バックの左として12試合に出場している。彼も評価は高く、フィジカル、守備、空中戦の強さを高く評価されており、日本代表で吉田麻也の後継者になれる存在だと太鼓判を押されている。
スイスで活躍する2人だが、ワールドカップ・カタール大会行きは難しいだろう。瀬古は呼ばれておらず、川辺はアジア予選で選ばれたがそれ以降は音沙汰なしだ。
現在はメンバーが固定されているため難しいが、カタール大会後であれば招集の可能性は十分にある。
21-22シーズンはスイスでの知名度を高めた川辺と瀬古。川辺はすでにウルブズへのステップアップを果たしており、瀬古も続けるように期待したい。