シュツットガルトで躍動する伊藤洋輝 photo/Getty images
育成のクラブとして知られている
日本代表の遠藤航と伊藤洋輝が在籍するブンデスリーガのシュトゥットガルト。昨季は15位と苦戦したが、06-07シーズンにはリーグ優勝を経験しており、ドイツを代表するクラブとして知られている。
彼らの強みはその育成力だ。ベルント・レノ、アントニオ・リュディガー、サミ・ケディラはシュツットガルトのアカデミー出身であり、その後ステップアップを果たし現在の地位を手に入れている。
英『Squawka』ではシュツットガルトから羽ばたいた選手として、前述した3選手に加えフィリップ・コスティッチ、バンジャマン・パヴァールらの名前を挙げている。彼らはアカデミー出身者ではないが、他リーグから引き抜かれその後ステップアップを果たした。アカデミー外からも優秀な選手を見つけられるのが、シュツットガルトの強みである。彼らにプラスした計9名の売却益は9000万ポンドであり、獲得した1100万ポンドの約9倍となったようだ。
現在所属するメンバーからも彼らに続く選手が出ることを期待したいが、日本代表でも活躍する伊藤はそのポテンシャルを秘めていると言える。
ジュビロ磐田から引き抜かれ、昨季は主力の守備者としてチームを牽引した伊藤。まだ23歳の選手だが188cmの長身を強みとした守備は強力でサムライブルーでは新たな左サイドバックとして地位を確立した。守備だけでなく高精度のパスから攻撃に関われる点も彼の魅力の一つであり、昨季の11月にはブンデスリーガが決める最優秀若手選手に選ばれた。
5月に完全移籍でシュツットガルトへ加わったばかりと今すぐステップアップする可能性は低いが、そんな可能性を感じさせてくれる選手であることは間違いない。188cmの長身、23歳の若さ、複数ポジションをこなせるユーティリティ性が彼の武器であり、今後の活躍に期待だ。

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