UCL決勝を戦ったリンセン photo/Getty Images
浦和が公式にてリンセンの来日を報告
今季は序盤から敗戦を重ね、ドロー沼に陥るなどこれまで苦しいシーズンが続いていた浦和。しかし中断明け5試合で3勝2分と無敗をキープするなど、徐々に立て直しを図っている。
そんなチームは5試合で10得点と攻撃陣が好調だ。得点源として期待されていたキャスパー・ユンカーとアレックス・シャルクをケガで欠く浦和だが、最前線に松尾佑介が入り、圧倒的な個の力を誇るダヴィド・モーベルグ、調子の良さがプレイに表れている大久保智明らが連動した攻撃を披露している。
そんなチームに追い風となる待望のストライカーが加入した。フェイエノールトで昨季ローマとのUEFAカンファレンスリーグ決勝を戦ったブライアン・リンセンが来日。エールディヴィジで106得点を決めた実績を誇る31歳のオランダ人ストライカーが、チームに経験値と決定力という武器をもたらしてくれるはずだ。
移籍市場が開始する16日以降に出場が可能となるため、第22節の清水エスパルス戦での出場は不透明であり、デビュー戦がパリ・サンジェルマン戦になる可能性もあるだろう。30日にはJ1王者・川崎フロンターレ戦、Jリーグとルヴァンカップをはさんだ名古屋グランパス3連戦と厳しい戦いは続く。リンセンが早くからフィットできればチームはさらに加速することができるだろう。