日本戦でデビューの市川 photo/Getty Images
77分に途中交代を果たす
E-1選手権を戦う日本代表は、初戦で香港代表に6-0と圧勝。国内組のメンバーで1試合目から香港を圧倒した。
そんな日本vs香港で香港のA代表デビューを飾った男が、MF市川聡悟である。香港は6点ビハインドで迎えた77分、ロー・ツチュンに代わって途中出場し、これがA代表初出場となった。限られた出場時間の中で積極的な仕掛けを見せて自らをアピールした。
市川は大阪府八尾市生まれの17歳。香港と日本の国籍を有しており、世代別香港代表にも何度か選出されている。昨年10月に行われたU-23アジアカップの予選にもU-22香港代表として選出され、日本との対戦でも出場している。
クラブは香港リーグの傑志のアカデミーに所属し、トップチームでも試合に出場。今季もAFCチャンピオンズリーグではグループステージ第1節のチェンライ・ユナイテッド戦などでベンチ入りを果たすなど、香港の将来を嘱望される17歳だ。トップ下が本職の市川だが、今後どのように成長していくのか注目したい。