各クラブから関心を寄せられているセコ・フォファナ photo/Getty images
中盤ながら昨季は8ゴールを記録している
レスター・シティのユーリ・ティーレマンスを以前から中盤のメインターゲットとして狙っていたアーセナルだが、交渉に進展がない。
英『football.london』によるとアーセナルはベルギー代表MFのフィジカル面での強度を不安視しており、まだ正式なオファーを出せていないという。
そこで新たな候補としてリーグ・アンのランスに所属するMFセコ・フォファナがリストアップされたと同紙が報じている。
フランスのパリやロリアン、イングランドのマンチェスター・シティでユース時代を経験し、フラムでデビューを果たしたフォファナ。その後、いくつかのクラブを渡り歩き、現所属のランスにたどり着いた。ランスでは継続してプレイタイムを得ており、21-22シーズンはリーグ戦全38試合に出場して8ゴール1アシストと得点力を見せている。アーセナルが近年獲得する選手は20代前半の若手であることは多いが、フォファナは27歳と中堅である。アーセナル以外ではパリ・サンジェルマンとニューカッスル、ユヴェントスが興味を示しているようだ。
フォファナの武器は縦への推進力だろう。身長は183cmとそれほど大きくないが、プレイはダイナミックであり、強靭なフィジカルを生かしてボールを運ぶ。足元の技術が高く、失わずボールを前進させることができる。ただ守備を強みとしている選手ではなく、トーマス・パーティの代役を務められるプレイヤーではない。
中盤の選手層を厚くするのであれば、打ってつけの人材であるフォファナ。