浦和で1トップを務める松尾 photo/Getty Images
貴重なアウェイゴールを獲得した
浦和レッズはルヴァンカップ準々決勝1stレグで名古屋グランパスと対戦。1点を先制するものの、後半に追いつかれ1-1のドローで折り返した。
今試合も1トップに入った松尾は、最前線から積極的に相手の裏を狙っていく。さらに献身的に中盤まで下がるとポストプレイもこなし、組み立てにも加わっていった。浦和がボールを保持して進めていた前半は、36分にダヴィド・モーベルグのクロスにタイミングよく合わせてゴールネットを揺らす。
第22節の清水エスパルス戦でJ1移籍後初ゴールを決めた松尾。そこから第23節の川崎フロンターレとの一戦でも得点を決め、公式戦3試合連続ゴールで勢いを加速している。結果を残すことで自らの決定力も高まっており、リカルド・ロドリゲス監督のFW起用にも大きく応えているのだ。
キャスパー・ユンカーはケガから復帰しつつあるものの、ブライアン・リンセンやアレックス・シャルクなどいまだ前線の負傷者は多い。松尾がFWで得点を決められていることが浦和が好調な理由の1つでもあるだろう。今後も名古屋との連戦が続くが、松尾が前線からチームをけん引していけるか注目したい。

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