開幕戦から2ゴールを決めたデイビッド photo/Getty Images
主力大量引き抜きのリールに残る希望
昨夏はGKマイク・メニャンをミラン、MFブバカリ・ソマレをレスター・シティに引き抜かれ、今夏はDFスフェン・ボットマンがニューカッスル、MFレナト・サンチェスがパリ・サンジェルマンへ向かったフランスのリール。
毎年のように主力が抜けている彼らのチーム事情は厳しいが、希望はある。
昨季もリーグ戦で15ゴールを記録したデイビッドも今夏の市場で人気を集めているが、スペイン『as』はデイビッドがリールの選手としてリーグ・アン得点王のタイトルを狙っていると伝えており、ワールドカップを控える今夏にビッグクラブへ移動する考えはないか。
王者パリ・サンジェルマンは開幕戦からクレルモンを5-0で粉砕しており、リオネル・メッシが2ゴール、ネイマールも1ゴールとさすがの活躍を披露。FWキリアン・ムバッペは欠場していたが、昨季のリーグ得点王ムバッペも復帰次第ゴール量産体制へ入ってくるはずだ。
やはり得点王レースではパリ組が圧倒的に有利で、それを追う第二集団にデイビッド、モナコのウィサム・ベン・イェデルが入る格好か。デイビッドにもリーグ・アン得点王を狙うだけのポテンシャルはあるはずだが、今年のワールドカップへ良い状態で入れるのか。カナダのNewスター候補がどこまでムバッペ、メッシについていけるか楽しみだ。