オバメヤンの第一希望はバルサ残留 photo/Getty Images
プレミアリーグへ帰還する可能性も
FWロベルト・レヴァンドフスキの加入により、出場機会の減少が予想されるバルセロナのFWピエール・エメリク・オバメヤン。チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドから関心を持たれているが、バルサを退団するのであれば、チェルシーの方が好ましいと考えているようだ。
昨季途中にアーセナルを退団し、2月からバルサの一員となったオバメヤン。移籍から半年でリーグ戦11ゴールを挙げる活躍を見せたが、今季はチームに世界屈指のストライカーであるレヴァンドフスキが加わったこともあり、プレシーズンからウイングで出場する機会も多くなっている。
それでも本人はバルサからの退団を望んでいないようだが、財政難の影響でクラブ側からは放出候補の一人として見られている模様。FWロメル・ルカクをインテルへローンで放出した、チェルシーからの関心が報じられていた。
そして最近は、FWクリスティアーノ・ロナウドに移籍の可能性があるマンUの名前も浮上している。FWアントニー・マルシャルを負傷で欠くことになってしまったマンUは、MFクリスティアン・エリクセンの偽9番起用やコンディションの上がりきっていないロナウドで対応せざるをえず、開幕2試合で奪った得点は、相手のオウンゴールによる1点のみとなっている。
英『Daily Mail』によれば、マンUはオバメヤンの移籍について、すでにバルサ側と話し合った模様。しかしオバメヤン本人は、万が一バルサを離れることになった場合、マンUよりもチェルシーに行くことを望んでいるという。
何人ものストライカーが新戦力候補に挙がりながら、ここまで誰1人獲得できていないマンU。どうやらオバメヤン獲得の望みも薄そうだが、移籍市場閉幕までの残り約2週間で、戦力になりうる点取り屋を確保することができるのか。