フォファナに押し出される形となりそうなチャロバー photo/Getty Images
レスター戦は出場停止のクリバリに代わって先発出場
レスター・シティのDFウェズレイ・フォファナの獲得がいよいよ決まりそうなチェルシー。それに伴い、DFトレヴォ・チャロバーのローン移籍も加速することになりそうだ。
チェルシーの下部組織出身である23歳のチャロバーは、これまで何度かローン移籍で試合経験を積んでいたものの、昨季はチェルシーに残留。プレミアリーグ20試合に出場し、トップチームである程度の出番を得ることができた。
今季に入ってからもプレシーズンでは何度か試されていたものの、プレミアリーグ開幕後の3試合では全く出番を得られていない。DFカリドゥ・クリバリという一流のセンターバックが加入したこともあり、トーマス・トゥヘル監督はクリバリやDFチアゴ・シウバ、DFリース・ジェイムズなどを3バックで起用している。
英『Daily Mail』によれば、チャロバーにはインテル、ミラン、RBライプツィヒからローンでの獲得オファーが来ているという。フォファナの獲得が正式に決まれば、チェルシーは彼を放出することができるだろうと、同メディアは伝えている。
これまではイプスウィッチ・タウンやハダースフィールド・タウンなど、チャンピオンシップ(英2部)での武者修行がほとんどだったチャロバー。リーグ・アンのロリアンにローン移籍していたシーズンもあったが、セリエAやブンデスリーガのトップクラブで切磋琢磨できるのは大きい。
チェルシーからミランへと移籍し、セリエA優勝クラブのディフェンスの中心として名を高めたDFフィカヨ・トモリという例もある。移籍先でも激しいポジション争いが待ち受けていることは間違いないが、チェルシーに残るよりはチャンスがあるはずだ。