ミランで将来が期待されたクトローネ photo/Getty Images
ミランを離れた4年で評価は大きく変化
ミランを離れた2019年夏より大移動を続けてきたストライカーはどこへ行くのか。
現在所属するウォルバーハンプトンで出番がなく、今夏の行き先が注目されているのはイタリア人FWパトリック・クトローネ(25)だ。
ミランのアカデミーで育ち、トップチームでも大いに期待されたクトローネも25歳だ。もう若手と呼べる年齢ではなくなってきた。
そんなクトローネ獲得に近づいているのが、何とセリエBに所属するFCコモだという。伊『Gianluca di Marzio』は2025年までの契約を結ぶ可能性があると報じており、クトローネはロンバルディア州コモの出身だ。地元のクラブではあるが、ミランのトップチームでセリエA10ゴールを決めたこともあるストライカーがセリエBへ向かうとなれば少々複雑だ。
クトローネは2019年の夏にミランを離れてウォルバーハンプトンへ移籍したものの、半年後にはフィオレンティーナへのレンタル移籍でセリエAに復帰。翌年にはスペインのバレンシア、その次は再びのイタリア・エンポリへとレンタル移籍を続けており、ミランを離れてからはあまり上手くいっていない。
FCコモといえば、今夏にモナコを離れたMFセスク・ファブレガスを迎えたクラブとして話題を呼んだ。開幕2試合は2連続ドローと渋い立ち上がりになっているが、クトローネまでこのチームに加わるのか。