セルタで活躍するアスパス photo/Getty Images
日本代表の敵となるかもしれない
リーガ・エスパニョーラでは開幕4試合で早くも5ゴールを決めているバルセロナFWロベルト・レヴァンドフスキに話題が集中しているが、そのレヴァンドフスキと並んで得点ランク首位に立っている人物がいる。
35歳になった今季もペースが落ちないセルタFWイアゴ・アスパスである。
アスパスも4試合で5ゴールと好調で、今季も変わることなくセルタのエースであり続けている。こうなると気になってくるのがスペイン代表の動きだ。スペイン人FWのアスパスはこれまでスペイン代表通算18試合に出場しているが、最後の出場は2019年6月まで遡る。ここ最近は代表の戦力とカウントされてこなかったストライカーだ。
しかしスペイン『as』は代表監督ルイス・エンリケがアスパスをチェックしていると伝えている。スペイン代表はワールドカップ・カタール大会のグループステージ最終戦で日本代表が対戦する相手であり、スペイン人ストライカーの活躍は何かと気になるものだ。
アトレティコ・マドリードのアルバロ・モラタ、バルセロナのアンス・ファティ、セビージャのラファ・ミル、エスパニョールのラウール・デ・トマス、バルセロナのフェラン・トーレスを中央で起用する案などもあるが、スペイン代表は長らくセンターフォワードのポジションに課題を抱えてきた。ダビド・ビジャ、フェルナンド・トーレス以降は絶対的なセンターフォワードが不足している。
モラタも今季3ゴールと良いスタートを切っているが、アスパスは今年に入ってからスペイン人ストライカーとして最多の14ゴールをマークしている。数字で判断するなら、アスパスを招集しない手はない。
ややセルタ専用ストライカーとなっているのが気がかりで、過去に所属していたリヴァプールやセビージャではそこまで目立った成績を残せていない。だが、今のフォームは無視できないものだ。