ソシエダ戦に出場したマクニール photo/Getty Images
ここからトップチームでも存在感を増していきたい
ヨーロッパリーグ・グループE第1節レアル・ソシエダ戦で0-1の敗戦を喫したマンチェスター・ユナイテッド。4連勝中だっただけに残念な結果となったが、FWチャーリー・マクニールがトップチームデビューを飾ったことはポジティブなニュースとなった。
3-1で勝利したアーセナル戦からローテーションを行ったエリック・テン・ハーグ監督。久々の先発となったFWクリスティアーノ・ロナウドやアーセナル戦でデビュー弾を決めたFWアントニーにはゴールの期待もあったが、PKからの1失点に泣いた。
当のマクニールは1点を追う83分から登場し、念願のトップチームデビューを飾っている。ロナウドと2トップのような形を作り、同点ゴールを狙った。
出場時間が短かったこともあり、この試合では自らの特長をほとんど出すことができなかったマクニールだが、英『Manchester Evening News』によれば、彼はユナイテッドのアカデミーで多くのゴールを記録してきたストライカーだという。昨季は出場した32試合で17ゴールを記録したようだ。
元々マクニールはマンUのスクール生だったのだが、その後はマンチェスター・シティの下部組織に所属。2年前にマンUと再契約し今に至っている。英『The Sun』はマクニールがユースレベルで600以上のゴールを奪ってきたと伝えている。
この試合ではFWアレハンドロ・ガルナチョも71分から出場しており、マクニールとの同時出場を果たしている。プレシーズンマッチではMFジダン・イクバルやMFチャーリー・サヴェージも活躍するなど、マンUのリザーブチームには頼もしい若手選手が多い。
今季からチームの指揮官に就任したテン・ハーグ監督は、アヤックスで多くの才能を開花させており、こういった選手たちの育成にも期待できるはず。