バルサでもエースとなってほしいファティ photo/Getty Images
その得点感覚は圧巻
スペイン代表が探し続けてきたのがワールドクラスのセンターフォワードだ。ダビド・ビジャやフェルナンド・トーレスを擁してワールドカップやEUROを制してきたスペインだが、やはりこの2人は特別だ。
今のスペインにもアルバロ・モラタがいるが、まだセンターフォワード探しに答えは出ていない。そこで提案されるのがバルセロナに所属する19歳のFWアンス・ファティだ。
ファティは左ウイングの位置でプレイすることの多い選手だが、最近は怪我に悩まされてきた。それもあり、スペイン『SPORT』はよりスプリントの求められるサイドではなく、中央の位置で起用した方がファティにとって良いことになるのではとの見解を示している。今季もバルセロナで中央に入る時間帯があり、今季よりチームに加わったロベルト・レヴァンドフスキの後継者となってくれれば面白い。
ファティの得点感覚は非常に高いレベルにあり、センターフォワードとして覚醒すればスペイン代表にとっても大きな戦力となる。今月の代表戦には召集されなかったが、まだワールドカップ・カタール大会まで時間はある。バルセロナでのアピール次第では滑り込み召集もあり得るはず。
ファティが最後に代表でプレイしたのは2020年10月のことで、ちょうど2年前だ。この時期から代表召集を受けていたことを考えても、やはりファティのポテンシャルは恐ろしいものがある。
怪我さえなければ今頃スペイン代表のエースになっていてもおかしくなかったが、ファティはカタール大会へやってくるのか。