知念が新エースに名乗りを挙げる photo/Getty Images
札幌戦でも得点を決めた知念
川崎フロンターレはJ1第31節で北海道コンサドーレ札幌と対戦。前半に先制点を挙げるも互いにゴールを決め合うシーソーゲームの末、3-4と敗れている。
PKで1点を先制した川崎だったが、ルーカス・フェルナンデスと興梠慎三の得点で逆転されてしまう。それでも60分、脇坂泰斗のクロスから小林悠が頭で合わせるとシュートは枠を捉えるものの、菅野孝憲にセーブされる。それでもこぼれ球に素早く詰めて知念が同点に追いつく。
前節こそ途中出場となった知念だが、それまでは4試合連続でスタメンに名を連ねており、その4試合で3ゴールと好調をキープ。今節も先発すると、泥臭くとも結果を残して今季7ゴール目となる得点を記録した。
今季は家長昭博がトップの11ゴールを決めているものの、エースとなるFWが不在である川崎。小林悠は4ゴール、昨季得点王であるレアンドロ・ダミアンも5ゴールにとどまるなど、この時期は知念にとってはチャンスでもあるだろう。今季ここまで7ゴールとキャリアハイを更新するストライカーは得点を重ねてチームに貢献し、新エースに名乗りを挙げる。