ルヴァンカップでのリベンジに期待だ photo/Getty Images
川村の得点で1-1となったが
サンフレッチェ広島は天皇杯決勝でヴァンフォーレ甲府と対戦。1点ビハインドから川村拓夢のゴールで追いつくものの、逆転ゴールを決め切ることはできず。
前半のうちにリードを許した広島は、徐々にボールを握ってチャンスを作っていく。それでも甲府の壁は厚く、崩し切ることはできなかったが、川村の一撃が甲府の堅守にほころびを見せる。
その瞬間は86分だった。エゼキエウの巧みなパスに相手守備陣のポケットを突いた川村は、そのまま縦へと抜けて豪快にシュートを突き刺す。耐え続けた甲府だったが、川村の技術と勢いが勝ったゴールとなり、広島に勇気を与える1点となった。
しかし最終的には自身のPK失敗で優勝することはできなかった。今季は終盤から結果を残し、J1やルヴァンカップでもゴールを重ねて調子の良さを見せている川村。悔しい気持ちは強いが、1週間後にもう一度タイトルをかけた戦いが待っている。リベンジに向け、精神力を高く保つことが重要だ。