トッテナム戦で今季2ゴール目を決めたB・フェルナンデス photo/Getty Images
好調ロリスの牙城を崩すことができたマンU
20日、トッテナムと対戦し2-0の勝利をあげたマンチェスター・ユナイテッド。MFブルーノ・フェルナンデスはこの試合で今季2ゴール目を記録したが、自らのゴール以上にチームの勝利が大事なことを強調している。
前節のニューカッスル・ユナイテッド戦をスコアレスドローで終えていたマンU。エリック・テン・ハーグ監督はFWクリスティアーノ・ロナウドをFWマーカス・ラッシュフォードに変えたスタメンで今回のトッテナム戦に臨んだ。
試合は比較的マンUが押し込む展開となったものの、トッテナムの守護神ウーゴ・ロリスの活躍もあり0-0のままハーフタイムを迎えた。ところが後半開始早々、MFフレッジのシュートが相手に当たりながらネットを揺らし、マンUが先制に成功。B・フェルナンデスのパスカットが起点となったゴールだった。
そして69分、フレッジの攻撃を阻止した相手DFの跳ね返りを、B・フェルナンデスがダイレクトでゴール右隅に流し込み、追加点をゲット。これでマンUが勝利を大きく手繰り寄せた。
この試合までのB・フェルナンデスのゴールは、8月27日のサウサンプトン戦で決めたものが唯一となっていたため、なかなか結果を残せない彼に対して多少批判の声もあがっていた。英『Manchester Evening News』によれば、それについてB・フェルナンデス本人がこのようにコメントしている。
「もちろんそれは懸念していた。僕だってゴールを決めたいし、ゴールを決められていなかったからね。とは言え、僕が最も焦点を当てているのはそこではない」
「チームは良い結果を出したと思う。
「個人的な話をすれば、当然ゴールやアシストも記録したい。それも自分の仕事の一つだからね。僕のプレイするポジションでは攻撃することが必要なんだ」
前回のニューカッスル戦はゴールをこじ開けることができず、スコアレスドローという結果に終わっていたが、今回のトッテナム戦では勝利とゴールのどちらも手にすることができた。B・フェルナンデスがこれを機にさらに調子を上げていけば、心臓に不安のあるMFクリスティアン・エリクセンを積極的に休ませていくことができるだろう。