マンチェスター・シティとの契約が今季で切れるイルカイ・ギュンドアン photo/Getty images
2016年からシティでプレイしている
チェルシーのジョルジーニョとエンゴロ・カンテ、レスター・シティのユーリ・ティーレマンスと今季限りで所属クラブと契約が切れるプレミアリーグの実力者は多い。マンチェスター・シティのイルカイ・ギュンドアンもその一人であり、去就が注目されている。
西『todofichajes.com』によると、そのギュンドアンはバルセロナでプレイしたいと考えているようだ。バルセロナの財政状況はそれほど良くないが、年俸を下げても問題ないと本人は考えている様子。
ボルシア・ドルトムントからシティにやってきたギュンドアン。シティでは主にインサイドハーフとして起用されており、20-21シーズンには得点力が開花して13ゴール2アシストと二桁得点を記録した。今季は純粋な9番であるアーリング・ハーランドの加入もあってギュンドアンのゴール前への飛び出しがチームの武器となっている。
バルセロナはシティと同じく[4-3-3]を採用しており、中盤はアンカーに2枚のインサイドハーフが並ぶ。ギュンドアンはどちらでプレイすることもでき、マンチェスター・ユナイテッドとのマンチェスター・ダービーではアンカー起用され勝利に貢献している。
バルセロナは中盤の要であるセルヒオ・ブスケッツが今季限りでの退団が噂されており、クラブは後釜を探している。ウルブズのルベン・ネベスやレスターのティーレマンス、チェルシーのジョルジーニョが候補であり、ギュンドアンもここに入るのか。
だがギュンドアンは決して守備力の高い選手ではなく、アタッキングサードでの攻撃とビルドアップで輝くインサイドハーフだ。バルセロナは中盤の強度不足に悩まされており、ブスケッツの後任にギュンドアンを指名するのは少し違う。この中であればネベスが適任だろう。
バルセロナやユヴェントス、ガラタサライと様々な移籍先が報じられているギュンドアン。31歳とベテランの域に突入したがまだまだ最前線で戦えるプレイヤーであり、続報を待ちたい。

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