カリーレ監督との契約を更新した(写真はイメージ) photo/Getty Images
J1昇格を目標とする長崎
V・ファーレン長崎は24日、ファビオ・カリーレ監督との契約を更新したことを発表した。今季シーズン途中からチームを指揮するブラジル人監督は、来季も長崎でJ1昇格に向けて戦いを続ける。
今季は松田浩監督政権で始まった長崎は、J1参入プレイオフ圏内を争っていたものの、5位で指揮官を交代。カリーレ監督を招へいし、守備面でのチーム改革を行った。
カリーレ監督就任後はブラジル人ストライカーのエジガル・ジュニオが一時覚醒して得点を重ね、昇格争いに絡むも、ラスト7試合で1勝も挙げられずに11位へ後退するなど終盤は苦しいシーズンとなった。
特に終盤にかけては失点が多く、7試合で喫した失点数は「15」3試合で3ゴールを許してしまう。クロスから失点を決められてしまう悪癖は改善の余地があるだろう。続投に際してカリーレ監督は「クラブが私の仕事を信頼してくれたことに感謝しています。そして、成果と勝利を求めて、2023シーズンに向けて動き始めています」とコメント。シーズンスタートからカリーレの力が試される来季、チーム一丸となって昇格をつかめるか。