マンチェスター・ユナイテッドで躍動するディオゴ・ダロト photo/Getty images
今では頼れる右SBになっている
エリック・テン・ハーグが監督に就任し新体制となったマンチェスター・ユナイテッド。就任直後は難しい時期もあったが、リーグ戦ではリヴァプールやアーセナルを撃破し6位にまで上がってきた。
そんなユナイテッドはELグループステージでシェリフと対戦。ディオゴ・ダロトのゴールで先制すると、後半にはマーカス・ラッシュフォードとクリスティアーノ・ロナウドがゴールを決め3-0での快勝となった。シェリフ戦でゴールを決めたダロトは今季評価を高めている選手の一人だ。
ポルトガルの名門ポルトでプロとなり、その後ユナイテッドにやってきたダロト。しかしユナイテッドでポジションを確立することはできず、ミランへのローンも経験している。今夏には放出候補の一人であったが、有望な右サイドバックを獲得することができず残留。今では右SBの1番手として輝きを放っている。
「彼の世代で最高のサイドバック」
米『ESPN』によると、元ユナイテッドの指揮官で現在はローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督のダロトへのコメントを紹介している。当時は周囲を納得させることはできなかったが、今季の活躍を見ればモウリーニョの選手を見る目が本物であったことが分かる。
ダロトは今季スタッツ面で素晴らしい数字を残しており、例えばタックル成功数20回を上回っているのはチーム内でカゼミロだけだ。デュエル勝利数も91回と素晴らしく、ブルーノ・フェルナンデスに次ぐ好成績である。
ユナイテッド移籍のタイミングも早く、まだ23歳と若いダロト。